企業進出事例

COMPANY

工場の進出事例 2022.01.01

株式会社金沢村田製作所

代表取締役社長

中山 能勝 氏NAKAYAMA YOSHIKATSU

事業内容

金沢村田製作所は総合電子部品メーカー村田製作所100%出資の生産拠点です。村田製作所は世界中に生産拠点を展開しているグローバル企業で、金沢村田製作所は、国内生産拠点では福井、出雲に続いて3番目の規模です。
村田製作所の主力製品は、チップ積層セラミックコンデンサや圧電製品、その他コンポーネント製品で、その他には部品内蔵技術と多層プロセス技術で集積化した通信モジュール製品などがあります。
金沢村田製作所では、ナノオーダーレベルの微細加工技術と、数10GHzという超高周波を自在に制御できる高周波設計技術を駆使し、高周波帯域で使用される通信機器用の電子デバイスやモビリティ用のセンサデバイスなどを開発・生産しています。

石川県進出の決め手

村田製作所の創業者である村田昭は、父親の郷里ということで、幼少期に何度も石川県を訪れていました。また、京都にて株式会社村田製作所を設立してすぐに、石川県と同じ北陸地方である福井県に工場進出を行いました。この際、地域の方の大きなご支援に感謝し「そこにムラタがあることが地域の喜びであり、誇りであるように立派にしよう」という理念を掲げました。
その後、誠実で熱心な人柄や女性の就業率の高さなどと電子部品の生産拠点を設置する条件がマッチして、石川県をはじめとする北陸地方に多くの生産拠点を設置しています。特に金沢村田製作所においては、人口の多い金沢市に近いことが、優秀な人材を確保するうえで他の地域に比べ大きなメリットだと考えています。

石川県内拠点の今後の目標

 金沢村田製作所の今後の目標は、事業においては、主力商品である通信機器用デバイスでは5G、さらにその先の6Gへの備えをすること、モビリティ用のセンサデバイスでは自動車のあり方が大きく変化している市場をとらえなおすことでイノベーションの創出することです。また、環境面においては、地球温暖化対策のため環境負荷の軽減を行い、持続可能な社会の実現に貢献することです。
 たくさんの従業員を雇用する石川県の地場企業という意識で地元に根差し、持続可能な社会の実現・地域社会の発展という共通の目標に向けて、地域に根差した活動を継続していくことです。「そこにムラタがあることが、その地域の喜びであり、誇りである企業。」であり続けたいと願っています。

企業プロフィール

企業名 株式会社金沢村田製作所
本社地 石川県白山市曽谷町チ18番地
URL https://corporate.murata.com/ja-jp/group/kanazawamurata
石川県内拠点 金沢事業所(白山市)
能美工場(能美市)

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